甲状腺ホルモン不応症 症状

甲状腺ホルモン不応症の症状と治療の必要性について

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甲状腺ホルモン不応症は生まれつきの遺伝子異常によって起こります。
この患者の子供は約2分の1の確率で遺伝します。
親から遺伝するだけでなく、患者の代で突然変異して初めて起こる場合も多いです。
甲状腺ホルモン不応症は甲状腺ホルモンが十分に働かないので、それを補うために体で大量の甲状腺ホルモンが作られる病気です。
甲状腺ホルモン不応症の患者は全世界で3000人以上報告されていて、日本だけで100人程度報告されていますが、もっとたくさん患者がいる可能性があります。
眉毛が抜けるなど甲状腺の病気では、女性の方が男性よりも患者が多い傾向にありますが、甲状腺ホルモン不応症は特に男性か女性のどちらに多いという病気ではなく、色々な人種で発見されています。
甲状腺ホルモン不応症では甲状腺が大きく腫れたようになります。
心臓では血中の増加した甲状腺ホルモンの影響を受けやすく、脈拍数の増加に伴って軽度の運動や、安静にしていても動悸を感じる患者が少なくありません。
動悸に対して脈を抑える薬があるので、動悸の場合は飲むことが大切です。
甲状腺ホルモン不応症では腫れがひとい症状や、注意欠陥多動性障害や落ち着きのない点が治療が難しい症状です。
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甲状腺ホルモンが少なくなることで寒がりの体質になって、汗の減少で皮膚が乾燥するといった症状が現れます。
甲状腺ホルモンは脳の発育に影響を与えるので、甲状腺ホルモンが乳児期に不足すると全般的な知能が、同年代の子供と比べて遅滞するなどの症状を引き起こす可能性があります。
前述のとおり甲状腺ホルモン不応症では甲状腺ホルモンに対する反応が悪いので、体がより多くのホルモンを必要だと判断して、ホルモンがたくさん作られます。
甲状腺ホルモンへの反応が悪くなった分を、多量の甲状腺ホルモンを作って補うので、ホルモン不足の症状が出ない場合が多いです。
多くの患者は、自覚症状がないので特に治療をせずに、病気でない正常な人と同じような生活ができます。
しかし脈拍が早いという症状がある患者は、心房細動という心臓の病気に発展する可能性があるので、脈を抑える飲み薬等を使って治療する必要があります。
心房細動に発展した場合は脳梗塞になる可能性が高くなるので治療することが必要です。
以上のように、甲状腺ホルモン不応症の患者は、病気でない正常な人と同じ生活ができる場合が多いです。
しかし、甲状腺ホルモンが多すぎて心臓に負担をかけることがあるので脈拍が早い人は激しい運動を避け、病院で診てもらうことが大切です。
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